”この間まで行くと言っていたのに・・・”
”怒ったり、怒鳴ったり、別人のようになって嫌がる”
デイサービスなどの施設へ【外出拒否】する・・
よく耳にします。
ご家族が聞いても答えてくれない、原因もわからなければ
どうすればいいのかもわからない。
ご家族にとっては途方に暮れる時間かとお察しします。
どうすればいいのか原因と対策について一例をお伝えします。
① 出かける準備や雰囲気、バタバタする感じで不安になってしまう。
認知症の人は「決まった時間」「決まった日課」「決まった行動」が苦手です。
ご家族は仕事へ向かう、学校へ出発する、など決まったスケジュールがあります。ほんの10分でも寝坊してしまったら・・それだけでバタバタですよね。
それに加えて、ディサービスのお迎えの車が来る時間が迫ってくると拍車をかけてバタバタです。
そういう雰囲気に「とんでもないことが起こるんじゃないか」と感じてしまい拒否感が強まるのです。
覚えておいてください。「デイサービスで対応してもらえること」があるということを・・
ご家族も完璧な準備ができない事情はあります。協力してほしいこと(服薬)などを施設に相談してみてください。
② もともとデイサービスに馴染めない。不安で不安でたまらない。
ご本人にとってとてもいい環境だったとしても毎日の調子は一定していません。
記憶障害があったり、誤解や行き違いがあって「物がなくなった」「いじわるされた」と被害妄想に陥ることはよくある出来事です。
また、そういう否定的な感情は実は「記憶に残りやすい」のです。
そこから通いなれたデイサービスに行きたがらなくなることがあります。
そういう時はどうしたらいいのか・・・
最初にその施設に「外出拒否している」ことを伝えてください。遠慮は無用です。
協力し連携することで情報交換が密になり、その施設の方での過ごし方など工夫したり気づいたことを報告してくれます。
上記のように外出拒否することが増えたり感情的に様子が今までと違ったりしたら、施設にまずは相談してください。
デイサービスよつ葉はアットホームな施設です。
社長のお母様も長い間、外出拒否が続き・・感情的になったり、被害妄想が膨らんだりして、悩まれた時期があったそうです。
1人で抱え込まず・・ 初めての介護、長く続く介護の様々な悩みをお聞かせください。
一緒に考えていきましょう。